ママのための相談窓口

ママのための相談窓口

今、子どもとママが直面している状況

多くの学校で子どもたちの通う小学校等の長期にわたる休校措置が発表されたことに合わせ、先日、厚生労働省は、児童相談所や学校に対し、支援を必要とする子どもの状況を把握するように通知したと報じられました。

また、先日は、名古屋にあるNPO法人の相談窓口に、子を持つ親から「子に手をあげてしまった」「一時保育が使えなくなって精神的に限界」「休みで家にいる子どもに暴言をはいてしまった」などという相談が多く寄せられており、その件数は、前年度の同じ時期に比べて2割も増えているということが報じられました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校、保育園等に長期にわたり通えない状態になったり、外出自粛を求められ、子と親が家庭内に閉じこもって過ごさざるを得ない時間が増えたことで、児童虐待のリスクが高まっていると言われています。

このような状況を踏まえ、厚生労働省では、各自治体に、子どもの状況把握に努めるよう通知し、また、自民党女性局は、政府に、相談体制の拡充を求める要望書を提出し、LINEを活用した児童虐待の相談などを検討するように促したと報じられました。

今回は、今、子どもとママが直面している深刻な状況をとりあげてみたいと思います。
もちろん、この状況はママだけが直面しているわけではありません。
ひとりで子どもを育てているパパも、またママと育児をともに担当しているパパも直面している状況だと思いますが、ここでは、あえて、ひとりで子どもを育てているママ、夫がいるものの主に日中はひとりで子どものお世話にあたっているママに焦点をあててお話します。

今、家ではどんなことが起きているの?

多くの学校等でゴールデンウィーク明けまで休みになることが決まっています。
そして、不要不急の外出について自粛が強く求められています。
この状況で、今、家ではどのようなことが起きているのでしょうか?

子どもは、すでに1か月以上、学校にも行けず、習い事にも行けず、友達と遊んだりすることもできず、家族で外出することもできない状態が続いて、エネルギーを持て余して、家の中で暴れたり、ストレスでイライラしていたりしていませんか?
学校から出された宿題もやらないし、1日中ごろごろしてテレビを見たりゲームをしたり、外に遊びに行きたいと言ってママを困らせたりしていませんか?
子どもの気持ちもわかるから、たまには外に連れて行こうと思うのだけど、一方で、万が一にもウイルス感染のリスクがあってはいけないと不安になって、その不安と、子どもの希望にも沿ってあげたいという気持ちとの間でつらい思いをしていませんか?
子どもが、なかなか勉強に手をつけず、ごろごろしてテレビを見たり、ゲームをしたりしているのを見ると、学校が始まった後のことを考えて不安になって、ついつい子どもに勉強をするように強く言って、これにかんしゃくを起こして反抗してくる子どもに腹が立って、どなったり、手を挙げてしまったりすることはありませんか?
そんな自分が情けなくなって、落ち込んだり、どうして夫は、普段と変わりない生活を送っているのに、自分ばかりがこうしてつらい思いをしなければならないのか、と腹が立ったりしませんか?

家族の食事を作ったり、子どもが1日家にいることで散らかった家を片づけたり、そのような中で在宅での仕事をしなくてはならなかったり、仕事がなくなって今後のことを考えなければいけなかったり、子どものイライラに対応したり、そんな子どもに勉強をさせなくてはいけないと思ったり、でも子どもは全然言うことを聞かない。
少し考えるだけでも、この状況は、子どもにとっても、ひとりで子どもと過ごすママにとっても、出口の見えない何とも大変なものだと思います。

誰かに今のつらさを打ち明ける

この情勢で家にいなければならない子どもたちが、ママから怒鳴られたり叩かれたりするということなど言うまでもなく絶対にあってはいけないことです。

でも、このような状況下で、子どもに怒鳴ってしまったり、手をあげてしまったりするママのことを考えると、何ともつらくなります。
「掃除だって、食事のしたくだって、子どもに勉強させることだって、手を抜けばいいだろう。在宅勤務が難しいなら、仕事を休めばいいだろう」「そんなこと、子どもを怒鳴ったりすることを正当化することになんてならない」という声があると思います。
でも、子どもを怒鳴ったり手をあげたりすることが正当化される事情なんてあるわけがないことはママが一番よくわかっているし、手を抜けばいいだろうこともわかっているけど、子どものため、家族のために何とかできる限りのことをしてあげたいという気持ちでいるママが、いろいろなことの手を抜くということ自体、実はとてもハードルが高いことなんですよね。
そして、勇気を出して手を抜いても、やっぱり、それで楽になるわけではありません。

私は、今、ママが、「今こんなにたいへんな状態です。つらくてどうしていいかわからない」と声を発する場を作ることが必要だと思います。
たしかに、それだけでは解決にはならないように思うかもしれません。
でも、誰かに対して、声に出して「自分は困っている」と伝えることは、すべての出発点になると思うのです。

誰かに伝えることで、初めて、今、家で起きていることに外の目が入ることになります。
ママは、今目の前で起きていることがすべてという狭い視野になってしまっています。
客観的に見たら、すぐにでも、ママと子どものために、いったんお互い距離を置く必要がある状況かもしれません。
逆に、ママは今自分がとんでもないひどいママになっていると思っているけれど、実は、それが思い込みだとわかるかもしれません。
「たしかに、いい状態ではないけど、あなた以外にも、たくさんのママたちが同じような悩みを言っていますよ」「本当にたいへんな状況でがんばりすぎるくらいがんばっていますね」と言われるだけで肩の力が抜けて、余裕をもって子どもと接することができるかもしれません。
助けの手を差し伸べてくれる別の相談窓口を案内してもらえるかもしれません。

まずは、「今困っています」と声に出して相談してみることで、今はいっぱいいっぱいになっている状況に風穴を開けることができると私は思います。

でも、実際は、どこに相談すればいいか、と立ち止まってしまいますよね。
虐待と疑われて、大事になってしまうのではないか、子どもを連れて行かれてしまうのではないか、と不安になったりもしますよね。

ママのための相談窓口として、東京都などがLINEで相談できる仕組みを設けていたり、NPO法人が電話や面談で相談できる仕組みを設けていたりします。
また、市区町村には、子ども家庭センタ―という機関があり、その相談窓口を利用することもお勧めします。
子ども家庭センタ―というのは、ご存じないかたも多いと思いますが、市区町村の、子と家庭についての総合相談窓口で、児童相談所と連携して虐待の予防やケアにあたる機関です。必要に応じて自宅に来てくれ、ケースワーカー、心理の専門家などが話を聞いてくれたり、アドバイスをくれたり、その後も継続的なサポートをしてくれたりします。
私の知人もサポートを受けていますが、すべてをひとりでやろうとしてつらい思いをしているママの気持ちに寄り添って温かい言葉をかけてもらい、そのたびに力をもらっているそうです。

「子育てはひとりでやるものではない」「社会みんなで育てましょう」という言葉をよく聞きます。
でも、勇気を出してどこかの相談窓口に連絡をしてみたけれど、「お母さんが休みましょう」とか「頼りましょう」とかいう抽象的な話だけで、困っている今この状況に何も手を差し伸べてくれないじゃないかと絶望的になっているかたもいらっしゃるかもしれません。
相談窓口で話を聞いてくださるかたとの相性などもあるかもしれません。
選択肢はひとつではありません。
窓口はたくさんあります。
でも、自分から声をあげないと、向こうから勝手に助けにきてくれるわけではありません。
ぜひ、片っ端から電話して、ここでなら自分の困った状況を話せるという場所を見つけてみてください。

今、ご家庭で行き詰ってしまっているママは、これ以外にも、実は、ほかの問題を同時に抱えていて、よけいに追い詰められた気持ちになってしまっているかたも多いと思います。
こんな状況なのに手を差し伸べてくれない夫と今後も夫婦として生活していけるのか?とか、離婚して一人で子どもを育てているが、きちんと養育費を払ってもらえず、この状況下で生活が苦しいとか。
夫婦の問題を抱えていらっしゃる方は、お気軽に弁護士にご相談ください。
ひとつひとつの問題に向き合ってひとつひとつ乗り越えていくことが大切です。
一緒に問題に向き合って、一緒に解決の糸口を探してみましょう。

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