刑事事件の解決事例


刑事事件1器物損壊(1)器物損壊被疑事件

早期身柄釈放のうえ、示談が成立し、不起訴。

事件発生までの経緯

Aさんは、連休の中日に、高校時代の同期数人と楽しく飲んで別れたあと、小腹が空いたので1人で飲食店に入りました。Aさんは、同期と久しぶりに再会したため、酒量も増え、いつもより酔いがまわっていたことも手伝って、店員の何気ない態度に腹が立ち、テーブルに置かれていた調味料の入れ物を手でなぎ払ってしまいました。それによって調味料の入れ物は、床に落ちて割れてしまい、調味料や入れ物の破片が散乱し、Aさんもなお興奮していたため、店員に110番通報をされてしまいました。

その後到着した警察官により、Aさんは、器物損壊の容疑で現行犯逮捕されてしまい、警察署まで連行されてしまいました。

解決のポイント

◆ 犯罪を起こしてしまったのであれば、素直に認めること

やってもいない罪を認める必要は全くありませんが、罪を犯してしまったのであれば、素直に認めた方が、検察官及び警察の心象が良くなり、スムーズに事件が解決することが多いので、罪を犯したのであれば、素直に認めましょう。

◆ 迅速に対応したこと

今回のケースは、Aさんには、会社にばれずに社会復帰をしたいという要望がありました。そのため、弁護士としては、検察官及び警察官、被害店舗と迅速に交渉を進め、示談をまとめ、不起訴処分にしてもらう等、会社にばれない処分を検察官にしてもらうことが必要でした。今回は、Aさんにも謝罪文や示談金を早急に用意してもらったことで、求めた結果を得ることに成功しました。

相談~解決までの経緯

一晩警察署の拘置所に泊まり、頭を冷やしたAさんは、翌日、弁護士を頼み、上記の経緯を弁護士に説明しました。

Aさんは、弁護士に対し
  • ① 自分がやってしまったことは間違いがないこと
  • ② 翌日は会社に出勤しなければならないこと
  • ③ 新婚1か月の妻が心配しているはずであるため連絡したいこと
  • ④ 首になってしまうので会社にはばれたくないこと
  • ⑤ 早急に示談を成立させたいことなど

を相談しました。

相談を受けた弁護士は、Aさんの容疑を確認し、Aさんが定職を持つ社会人であること、前科がないこと等を確認したうえで、現状、逮捕され身柄を拘束されてしまっているため、明日会社に出勤することは難しいことを説明しました。

そして、取り急ぎ、Aさんの妻に連絡を取って、Aさんが置かれている状況を説明したうえ、明日の朝一番に、Aさんの会社に連絡を入れ、Aさんが病欠する旨を伝えてもらうよう頼みました。

それから弁護士は、担当警察官に面会を申し入れ、担当検察官を教えてもらい、Aさんの早期身柄釈放へ向けて、交渉するととともに、示談成立のために被害店舗の連絡先を開示してもらうよう求めました。弁護士が、Aさんの事情を丁寧に説明したことに加え、担当検察官及び警察官もその事情に理解を示したため、Aさんは、警察署に2日間留め置かれたのみで、早期に釈放されました。また、被害店舗の連絡先も開示してもらえました。

Aさんが釈放された後、弁護士は、Aさんに対し、被害店舗に対する謝罪文を書くよう指示しました。それと並行して、弁護士は、被害店舗の店長に連絡し、示談に応じてもらえるよう交渉を開始しました。

弁護士は、被害店舗に対し、Aさんが書いた謝罪文を渡すなどして交渉した結果、被害店舗からは、店舗が被った損害額合計数万円を、Aさんが賠償すれば示談に応じても良い旨申されました。そのため、弁護士は、直ぐにAさんに連絡を取り、賠償金を用意するよう伝え、Aさんが用意した賠償金を被害店舗に振り込みました。それから弁護士は、その振込明細書と共に、予め作成した示談契約書を持参して被害店舗を訪れ、同店長から、示談契約書に署名押印をしてもらうことに成功しました。

その後、弁護士は、示談契約書に示談経過報告書を併せ、検察官に報告をして、不起訴処分にしてくれるよう求めました。その結果、Aさんは、不起訴となり、晴れて事件が解決しました。

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